君に幸あれ。
ようやく本当の意味で手越くんから卒業できた気がします。でもせっかくなので、これまでの私の手越担人生と手越くんへの想いを綴って、きちんと終止符を打って、お別れしたいなと思いました。
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私が手越くんに出会ったのは、2014年11月26日に放送されていたベストアーティストでした。
それまで私は、手越くんのことはデカワンコに出ていた人という認識だけだったし、NEWSというグループも知りませんでした。
その時はちょうど期末のテスト期間で、私は自分で言うのもおこがましいですが、かなり真面目にテスト勉強するタイプだったので、その日は学校から帰るとすぐに机にしがみついて勉強ばかりしていました。
夜7時半から8時前くらいだったかな?夜ご飯食べるように母から声をかけられたので、私はテスト勉強を中断して、リビングへ向かいました。
そこでたまたまテレビに映っていたのがNEWSでした。
当時は正直、少しジャニーズが苦手でした。ジャニーズが苦手というよりはオタクが苦手だったんですよね。(笑)私は嵐と関ジャニ、SMAPくらいしかジャニーズを知らなかったし、ちょうど仲の良い子が映画クローバーを見て大倉くんにハマり出した頃で、他のジャニオタの子達と仲良くなり始めてて少し嫉妬してたんだと思います。
だからテレビでNEWSが映っている姿を見た時も、もしかしたらジャニーズって知っていたらチャンネルを回していたかもしれません。ただ、私はジャニーズだと知らなかったので、その日も何気なく晩ご飯を口にしながらテレビに目を向けました。
流れ始めたのはチャンカパーナでした。チャンカパーナはなんとなく耳にしたことがある曲でしたが、誰が歌っているのかなんて気にしたことありませんでした。
でもその日は違いました。今でも鮮明に覚えています。チャンカパーナを歌う手越くんが、4人の姿が、とても眩しか見えました。胸がドキドキしました。気づけば箸を動かしていた手も止めて見入ってしまいました。曲が終わっても余韻が溶けず、そのあとテスト勉強をほったらかして、NEWSというグループをネットで調べまくりました。(笑)
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これが私の、初めてNEWSに、手越くんに出会った日でした。
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次の日、テストなんてお構いなしにとにかく大倉くんが好きな親友と周りのジャニオタの子にNEWSに惚れたことを話しまくったな〜〜!NEWSのおかげでいつの間にか苦手だったジャニオタの子とも仲良くなれてました。
その日から家に帰った後も勉強よりまず、NEWSについて調べまくりました。手越くんは勝手にデカワンコの桐さんみたいな人だと思ってたけど全然違うくて、思ってたより騒がしい人でバカで、でも真面目で努力家でポジティブで素敵な人だと思いました。他にも増田くんはテゴマスのマスのほうというイメージしかなかったけど、小山くんはeveryのキャスターだと勘違いしてたけど、加藤くんは失恋ショコラティエでとても素敵な若手俳優だなと思ってたけど、みんなそれだけじゃありませんでした。知れば知るほど、私はNEWSに、そして手越くんに惚れて行きました。
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初めて自腹で購入したCDも、NEWSのKAGUYAでした。当時は発売日をこそっと調べて、フラゲなんて制度も知らなかったからCDが売り切れてないからドキドキしながら、母の買い物に付き合うという名目でこっそり買いに行きました。
母とはショッピングセンターに着くと別行動を取ろうと提案して、私は急いでCDショップへ向かいました。(なぜこんなに母にこそこそしていたかは後々わかります)
店についてすぐ、CDを見つけました。驚くことに(っていう言い方も失礼だけど)、残り数個しかなかったので、間に合ったー!と思いました。
無事、欲しかった初回盤と特典のクリアファイルを手に入れることができた私は、家に帰ってテレビのDVDプレーヤーではなく、持ち運び可能な小型プレーヤーで、家の隅でひとり特典のDVDを観ました。私はこの時、もう完全にNEWSの虜でした。
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私はある日、思いました。コンサートに行ってみたい!!と。そこで調べてみると、なんと春ツアーがあるらしいじゃないか!!!!これに何としても行きたい!!!!そう思いました。でもコンサートに行くにはファンクラブに入らなくてはならないと知り、私はいざ母にNEWSのファンになったこと、そしてファンクラブに入ってコンサートに行きたいと伝えることにしました。
でも当時はチキッてなかなか言えませんでした。(笑)なぜかはわからないけど、多分これまで男性芸能人をこんなに応援したいと思ったことはなかったのでいうのが恥ずかしかったのと、反対されると思ったんだと思います。
でもやっぱりどうしてもコンサートには行ってみたくて、思い切って母に打ち明けました。ファンクラブ会費は自分で払うからとなんとか説得をして、ようやく私は人生で初めて、芸能人の、アイドルのファンクラブに入りました。そしてドキドキしながらコンサートにも申し込みました。
ファンクラブに入ったこともコンサートに申し込むこともすごくクラスの仲良いジャニオタに自慢したなぁ〜!みんな当たるといいね!って言ってくれて、本当に優しくて、今思えばなんでこの子たち苦手だったんだろうと思うくらい!(笑)
当落の日、当時は電話でしか当落がわからなかったからずっと混み合ってて中々電話繋がらなくて、私は諦めて朝一に当落確認することにしました。
翌日、朝4時から1人で電話をかけました。結果は、、、、、、
落選。
落ちる覚悟はしてた反面、どこかで当たると信じていたので、すごくショックでした。
私はできるだけそんな素振りを見せていないつもりでしたが、その日から数日は家でも学校でも元気がなくて、周りがとても心配してくれていたそうです。
ただ、ここで神様がまたチャンスをくれました。東京ドームの追加公演が決定したのです!!!!
私は思わずこれはラッキーだと思いました。しかし私は地方の田舎民。東京なんて行ったこともなかったし、母が許してくれないと思ったので、泣く泣く心の中で諦めることにしました。
しかし意外にも、母からその東京ドーム公演に行かないかと提案してくれたんです。あまりに私の元気がなかったようで、こんなこと今までほとんどなかったからと、土曜の公演なら応募していいよと言ってくれました。
私はそんな母に感謝をし、今度こそダメならきっぱり諦めようと覚悟をして、その公演に申し込みました。
春休みになった頃かな?ツアー自体は始まっていたと思います。突然一通のメールが私にきました。追加公演の当落発表でした。結果は、、、
当選!!!!!
すぐに母やジャニオタの友人に泣きながら報告したのを覚えています。夢のようで、はじめての東京、初めてのコンサート、そして初めてNEWSに会えることに胸を躍らせました。
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コンサート当日。東京ということで、私の初参戦は母と行くことになりました。東京についてまずホテルに荷物を置いてから、私は電車で母と東京ドームに急いで向かい、グッズ列に猛暑の中3時間以上並んだのはとてもいい思い出です。まぁそのあと、コンサートに行く方は中でも購入できますよと警備員さんに言われて、この並んだ時間なんだったのー!だと思いながらもその時間が楽しかったりしていました。私は残念ながら、座席は東京ドームの一番後ろ、いわゆる天井席でしたが、当時はデジチケじゃなくて前々から席が把握できてたので、望遠鏡やらいろいろ対策はしていたので、全然よかったです。むしろ、同じ空気を吸えるだけ嬉しいとさえ思うお花畑でした。あと何よりも、周りに私と同じNEWSが大好きな人たちで埋め尽くされていることが本当に嬉しくて、席なんてどうでもよかったです。NEWSが登場したときの、何故か泣きそうになる感じとか、生で大好きな人の大好きな歌が聴けることが何よりも幸せでした。あとファンの皆さんがとても優しかったです。グッズに並んでる際も、話しかけてくれたり、私が座席を間違えてた時も優しく教えてくれたり、なんかこういうのいいなーってすごく暖かい気持ちになったのを今でも覚えています。
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まぁそんなこんなで、ここまででまだNEWSを好きになって1年も経たない頃のことしか語れてないわけなんですけども、あまりに長くなりそうなので、ここからは簡略してお話したいと思います。(笑)
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その後もCDもDVDも初期から全て買い集め、コンサートも全滅した時期もあったけど、ほとんどのツアーに参加しました。東京ドームの天井席をはじめに経験していたからか、その後の席は全部近く感じました。一番いい時は、なんとアリーナ一列目の花道横とかで、本当にNEWSがスターだなと感じたのを覚えてます。まぁ近すぎた時はファンサもらえなかったり干されたりもしたけど、マイク通さない声も聞こえたり、シゲが裏ですごい足音立てて移動してるの見えたら聞こえたりして、それはそれで違う楽しみ方あるんだなって思いました。(笑)あとは、手越くんに初めて絶対自分だ!!と思えるファンサをもらえた時は死にましたね〜〜!!一緒にコンサートに行ける友達も増えて、私のジャニオタ人生、思い出すだけでも凄く楽しいです。
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一方で正直、小山くんが太田希望とやらと熱愛報道が出たあたりから少しずつ歪んだ感情も湧き始めていました。それまでは(例えばゆきりんとの熱愛報道とかは)、純粋に落ち込んで、でもコンサート行くとそんなのどうでもいいやってなれてたんです。でも、その後も田口小夏関連のこととかで私はどんどん、NEWSに対して不満も持つようになりました。
それでもなんとか、今日ここまで私は手越くんを、NEWSをずっと応援してきました。
愚痴をこぼしたこともあった。嫌いになりたいと思った日もあった。他の人に目移りした日もあった。それでも、やっぱり私にはNEWSしか、手越くんしかあり得なかったんです。
嫌なことあった日も、部活で怒られて病んだ日も、学校でハブられて死にたいと思った日も、失恋した日も、全部全部、NEWSに、手越くんに助けられてきました。
でももう限界です。
NEWSから手越くんがいなくなったあの日、私の中で何かが壊れました。
私をここまでNEWSや手越くんにつなぎ止めてくれていた何か、、、そう何かが。
それでも一度は考え直しました。
NEWSも、手越くんも、両方とも応援しようと試みました。
でもやっぱり、今回の暴露本を読んで無理だなと、私の中でモヤモヤしていたものが確信に変わりました。
NEWSはこれからも大好きです。本来ならこれを機にジャニオタ自体も卒業した方がいいのかもしれませんが、、、。(ちなみに私が手越くんを好きになり始めた時期に一緒に仲良くしてくれた当時同じクラスだったジャニオタの子たちは全員オタク卒業しました)
でもNEWSだけは、やっぱりまだ大好きなんです。誰か1人を担当にするとかはまだ無理なんですけど、これからも見守っていきたい、NEWSと幸せになりたい。今はそう思っています。
ただ手越くん、あなたのもうファンでいることはできません。
私はあなたにたくさんの幸せと元気と勇気をもらいました。おかげで生徒会長にもなれたし、どんなに辛い日も乗り越えてくることができました。でもそれと同時に、嫌なことも多すぎました。今まではなんとか幸せの方が勝っていたけど、今はもうそれでは私は補えません。
手越くんを応援してると辛くなります。手越くんを見てるとどんどん壊れていくようで悲しくなります。好きだからこそ悪くも言ってしまいます。そんな自分も嫌になります。
もう昔のあなたではなくなったんだね。
いや、昔からあなたはそういう人だったのかもしれない。
今までは私があなたのそんな部分を知らなかった、見ないフリをしてきた、
だから耐えきれたのかもしれない。
結局は私のエゴで、オタクなんて自己満の塊だね。
もうこれ以上、嫌いにさせないでください。
これ以上、NEWS手越祐也の思い出でまで汚さないでください。
これ以上、今のNEWS3人を傷つけないでください。
私はこれ以上、誰のことも悪く言いたくない。思いたくない。傷つけたくない。傷付きたくもない。
だからもうお別れします。
やっと最近、本当の意味でお別れできるような気がしてきたんです。
正直、納得したわけではありません。
私の中で、整理がついただけです。
これまでいっぱい悪く言ってごめんね。
これまでいっぱい助けてくれてありがとうね。
たくさんのかっこいいを、好きを、嬉しいを、幸せをありがとう。
誰がなんと言おうと、これから手越くんがどうなって言おうと、本当の手越くんがどうであろうと、
私がこの6年間応援してきたNEWS手越祐也は、世界で一番のアイドルでした。
後にも先にも、きっとこんなに応援できたアイドルはいないんだろうな〜。
私の出会った中で、1番最強で最悪なアイドルでした。
幸せになってね。元気でいてね。
なんだかんだそれが手越くんなんだから。
私がふと忘れた頃見ると、手越くん相変わらずやってるね〜ってなるくらい、
それくらいまでずっと芸能界でい続けてね。
元気にしててね。変わらないでね。
ここにきて、急に惜しくなっちゃうなー。(笑)
でもいつまで経ってもこのままじゃ、
手越くんの足を引っ張っちゃうもんね。
私も手越くんも誰も幸せになれないもんね。
私はNEWSと幸せになるよ。
手越くんが後悔するくらい。
だから手越くんも私やNEWSに後悔させてね。
片隅で応援してるよ。
頑張ってね。
本当に本当に、ありがとう。
世界で一番、大好きでした。
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2020年8月6日
マチちゃん